2007年01月24日

これからFF始める人への参考一言

H19年。FFを始めてなんだかんだと23年たった。基本的に何処に釣行するのもほとんど一人。慣れるにつれて上流奥へと沢登り。あるいは山菜道探しての山奥へのお散歩大好きになった。確実に考えるのは常に一人だから無理せず安全重視。天候見ながらコース変更これ基本。後はその日の体調も考慮。朝一から出かける場合は天候さえ良ければかなり奥まで。天候不順または時間制限ありの場合はそれなりのホームグラウンドコースを4〜5箇所常に考えての釣行となる。これも23年間のある程度の経験で獲得したその川の魚の濃い場所が見えてきたからの成せる技である。若い頃はあっちへブラブラ、こっちはどうだ?と目くらめっぽう数打ちゃ当たる的な釣りだったが、ある頃を境に川、または沢を1本に絞り、シーズン通して川の様子を眺めることで川の部分部分の性格が見えてきたような気がする。1本の川でも魚の濃い薄いは、要は魚が棲みやすい棲みづらいの違い。棲みやすい所はおそらく餌も取りやすいのだろう。集中的に通う事で見えないところが見えてくる。是非お薦めしたい。人から聞いただけでは感じ得ないものが必ず見えてくるはずである。浮気心を「グッ!!」とこらえて川を絞り込み、通うことでポイントを絞り込む。そういった繰り返しが天候の変化による釣り場の逃げ場確保や他の釣り人に先行された時などの対処が容易になってくる。また、それなりに通うことで解ってくるのは魚の釣れるポイントだけではない。上流へ叉は下流へ移動する時のコース取りも当然安全な足場を確保しながらになるわけでわざわざ危険をおかして直進するより一歩下がって見渡せば結構手前側に先人の踏み後があったりするから注意深く辺りを観察すると良い。仕方なく直進する場合は3点支持を基本にする。バランスを欠くと転落、落下。足場と手の配置は手前からじっくり見据えることである。時々ではあるが、踏み後見つけられず直進している最中に踏み後を発見することもある。その際は帰りにそこを通るようにすると危険回避が容易である。上がってきた場所から50mも離れている時もあるから良く覚えておくと後々便利である。
このへんで予期せぬ事態も想定するところは数上げられるので、経験上予測される事を参考に上げてみよう。

(予期せぬ例@)
 出発して釣り場到着。天気は快晴!今日はイワナ天国になりそうだ!川は結構流れの距離が長い。釣りはじめて1時間程してからなんか変だと感じ始めた。車止めから入渓したわけだから人はいなかった。なのに上流に工事現場あるわけでもないのに枯葉がいやに流れてくる。少ししたら濁りも入ってきた。ピン!と来た。「鉄砲水の前か!?」。かなり以前、霧雨降る日に友人3人で阿仁川方面へ出かけた時、足首位の水深がやばいと気付いた友人の一言で上の林道へ這い上がるまでの15分後。下に見える流れは濁流になり一気に1メートル近くに上がっていた時は3人とも絶句した。友人言うには「鉄砲水はいきなりドバッ!!とは来ね〜よ。必ず前ぶれあってや〜。まずは木っ葉(枯葉の細かいの)が目立ってきて次は少し泥濁りが入ってくるからすぐわかる。」と言っていたのと同じ現象。けれども当時は霧雨。今日は快晴。車止め上で工事現場は無い。つまりは流れの距離が長いと見えない奥山の上流が土砂降りだったりすると急激な増水が考えられる。鉄砲水の前兆は必ず覚えておいて下さい。でも土石流は別だと思います。土石流はたまりにたまったパワーが一気に決壊のような感じだと思うので大雨後など条件的にはかなり悪条件と思われるし、通常そういう時は釣り不可能でしょう。
(予期せぬ例A)
誰もが遭いたくない熊!一応20年以上渓流に行ってますが幸運にも釣りしながら熊に遭遇はまだ一度も無し。車で移動中に2度出くわした事はあるがこっちは鉄の箱の中なので「お!〜熊だ!熊だ!」で終わってます。万が一の事に備えて熊避けの鈴とアメリカ製のカプサイシンスプレーは腰に2本ぶら下げてますが実際にその場になって動けるかどうかは疑問・・・。基本的には熊は臆病らしいのでこちらが気付く前に彼らは先に退散していると思われます。もし熊に遭ってしまった話し聞いたらだいたいの場所は聞いて覚えておいた方が良いでしょう。つまりは熊の通り道が近くにあると思われるのでその付近は要注意ということになります。雨降りの比較的暗い日も熊にとっては活動しやすいようです。私が2度目撃した日も小雨の日でした。知人の話ですが最悪避けたい状況は親熊と子熊の間に割って入ってしまった場合はかなり危険で覚悟しなければならない状況と考えて良いそうです。また、運悪く親熊が近くにいて子熊にじゃれつかれた場合。間違っても子熊には触らないようにとの事。どちらにおいても可能な限りゆっくり後ろに下がり、ゆっくり退散する事だそうだが何処まで冷静に行動できるかが鍵になるようです。
(予期せぬ例B)
突然現れるスズメバチ。自分はどちらかというと、熊よりスズメバチの方が怖い。今まで2度まとわりつかれたことありますがかなり恐怖です。いきなり目の前に頭が親指大。体調10センチ近くもあろうかと思われる巨体が目の前でホバリングしている様は冷汗ダラダラで動けません。もちろん動かないほうが相手を刺激しないので最良なんですが、彼らはこっちの出方を観察しながらゆっくり体の周りをホバリングします。その羽音はかなり重々しく「ブ〜ン・・・」と旋回。もし牙をカチカチやってたらかなり興奮して緊張していると思われるので余計注意!!絶対払いのけたりして騒がないこと。危害加えないと解ると飛び去ります。よく聞くのは、下手に手を出すと何がしかの信号送ってで仲間を呼ぶとか・・・触らぬ神になんとやら・・・です。
(予期せぬ例C)
渓流は当然山の中。倒木によって進路ふさがれる場合がある時のために、折りたたみのノコギリは車中に常備されるとかなり便利。直径20センチくらいなら10分もあれば片付けられるだろう。あと、けん引用のワイヤーあれば倒木の移動や、場合によっては落石で移動可能程度の岩であればこれも撤去できます。それでも無理なら諦めて他に移動するか後は2本の足に頼りましょう。
(予期せぬ例D)
そこそこ奥まで攻める場合は、天候の変化も考えレインギアは忘れずに。考えたくはないですが、仮に怪我でもして動きとれなければいくら夏でも山の夜は冷えますから体温確保に努めましょう。それと少しは予備のかさばらないような食糧。水はなんとかなるにしても空腹は辛いと思います。自分が良く持つものにはカロリーメイト、ビスケットパン、ウインターゼリー、ソーセージ、おにぎり(梅)などです。医薬品は虫刺されクリームとカットバン程度は持ちます。
(予期せぬ例E)
体力。自分は40歳過ぎてから「あらっ!?」と気付いた。昨シーズン行ってたある川の滝上コース。車から川遡り山菜道歩いて訳50分のコース。途中の心臓破りの坂は毎回来るたび2度と来るかと思うほどきつい。午後3時頃には上流から戻らないと暗くなってしまうので適当に切り上げ帰る途中、両足のふとももつって動けない。約1時間かけてマッサージしてようやくゆっくり帰ったことがある。気持ちは若くても身体は確実に体力落ちてる事に気付かされたその日からは、かなり時間配分とコース取りを考えるようになった。そこそこの年齢になったら過信はいけません。現実を受け止めて考えて行動しましょう。不慮の事態に備えて2人釣行が本来ならば安心です。
以上がおおまかですが私の渓流へ出かける時の心がまえです。あともう一つだけ。これも大事なことですが、当クラブの規則にもあることですがだいたいの行き先は連絡してから出かけるようにしてます。家のホワイトボードには予定はこの川。駄目ならこっちの川と書いて出かけます。万が一のために・・・
釣り人口も増えてなかなか良い釣りにならない日もあるかもしれませんが、1日緑むせかえる世界に浸れるのは幸せなものだと感じられれば、仮に釣果振るわなくても楽しく帰還できるでしょう。相手は自然なのですから・・・ゴミの持ち帰りも忘れずに・・・
posted by clubritz at 02:46| カネさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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