2006年02月11日

早春の渓はどう釣る?

解禁直後のカネさんの釣りはここ十数年あわてず騒がずで、まずは本流近辺のお散歩がメインとなっている。 上流部はまだまだ残雪が多く、エッサマンが右往左往しているようなので4月〜6月後半くらいまでは本流のパワー・ウェットが主である。 狙いは体高バリバリの本流ヤマメ・・・運がよければ2尺ヤマメにもお目にかかれるが、2尺ヤマメ(サクラ鱒)は解禁が6月1日からなので、万が一お会いできた人は記念写真くらいは撮ってリリースしてあげましょう。 ということで早春の渓は正直なところほとんど狙っていないのでなんとも言えません。 ・・・が、どうしてもとなるとドライまたはニンフに限らず、

1.日あたりのよい里川を探す。

まずはこれが最優先となるでしょう。 ポカポカ陽気で無風にでもなってくれればトロ場でライズが見られればドライでも反応してくれるかもしれない。 あとは、魚の反応が鈍いようであれば、

2.ニンフの釣りをする。 

水温がなかなか上がらないこの時期は、魚も底にへばりついて動かない ・・・であればもう口元までニンフを送り込んであげるしかない。 私は本流の釣りが一息ついた6月後半以降から渓上流部に入り始めるが、7月一杯まではベストからニンフボックスが離れることはない。 いくら季節がよくても、やはり水温低下や他の釣り師に先行されたらしい時などは魚の目が水面上に向いていない時は水面下に的を絞り、ニンフを頻繁に出動させては魚とご対面を果たしている。 一般的に1、2を問わず春の渓は日あたりがよく、水温が少しでも上がるであろう時間帯(日によるかもしれないがAM10時半すぎかな・・・)から狙い始めるのが無難なところであると思う。 渓流でのウェットの釣りはまだ取り組んでいないのでこれからの宿題(ソフトハックル系が主になるかな?)。 春先を得意とするフライマンは意外と少ないかもね・・・。 そうでもないよと言う人がいれば何かアドバイスを・・・

spring_river.jpg

2月 春まだ遠い・・・秋田の里川



posted by clubritz at 01:24| カネさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

水面下の釣り

シーズン初期から初夏にかけてみんなどんな攻め方で魚に挑んでいるのだろうか?ドライ一筋、ニンフ、ウェット・・・この大まかに3種類が上げられるわけであるが、つい数年程前までのシーズン初期はほとんどドライ一筋で「釣れない、釣れない」とあっちへこっちへとさまよっていたものである。 それまでは、単純にニンフまで引っぱり出して釣りたいとは思っていなかっただけの話しで、なにもニンフが嫌いとかニンフの釣りを否定するとかそういう次元でもなんでもない。 そういう攻め方もあるのか程度のものであった。 たまたま「こういうふうにもやってみれば? 釣って楽しい魚釣りだよ。」 とまあ言われてみればその通りで、疲れて帰ってくるばかりじゃ誰だってつまらないに決まってる。 その数年程前の6月のある土曜日、前日の大雨を気にしながらいつもの川へ向う途中、目に飛び込んできた本流の流れは真っ茶色の濁流だった。 おまけの極め付きが数百メートル先の道路に右斜面からの土砂崩れで通行止め・・・パトカーが赤灯を光らせていた。 これでは2〜3日しないと治まりそうもない。 手段は一つ、自宅へUターン。 帰りの車中で考えることはただ一つ。 「どっかできる川は・・・」 ふと浮かんだ川が一本。 いや、川より先に上流部がブナの原生林に覆われた山々の方が先に浮かんだと言ってもよい。 秋田県境を越した青森県側を流れる単独河川。 白神山地から流れ出す川なら保水力抜群のブナの原生林に守られもしかして…
 翌日、何事も現場主義と車を北に向けた。 流れを見ないうちは諦めがつかないが、秋田県側五能線沿いの河川はすべて増水・・・期待が不安だらけに変わってしまった。 青森県側に入り、林道に入って川を覗いたら不安が一気に吹き飛んだ。 ブナの原生林に守られた上流部は、やはり膨大な水量を蓄える水瓶となっていた。 いつもなら水量ひざ下だが今日はひざ上。 なんと静かな流れだろう・・・頬が緩んでしまった。 いつも始める橋の下流からまずは様子見・・・? 100メートルは反応なし。 魚はまだ沈んでいるのかドライには応答がない。 「こういうふうにもやってみれば?・・・」 の言葉が脳裏に浮かんだ。 一応準備だけはしておいたのでマーカー代わりになる浮力の強いドライにトレーラーとしてフェザントテイルの#12番をティペット30cm程にして試してみることにした。 流心の脇、ちょっと水深のある弛んだ流れに数回キャストするうちにマーカー代わりのエルクヘアカディスがスッと押さえ込まれるように水中に沈んだ。 即座にロッドをあおると「ズンズン」といつもの首を振るような感触が伝わり水面に出てきたのは9寸程のイワナだった。 ニンフで釣った初めてのイワナをしげしげと眺めてリリース。 ここからはまるで教科書通りのお手本アタリの連続となった。一発目のように押さえ込むアタリ、スポッ!っと消し込むアタリ、左右どちらかにずれるアタリなどと約2時間半程、距離にしてやっと400〜500m移動しただろうか? 7〜8寸がほとんどだったが出るは出るは36本。 その内ドライに反応したのはたったの2本だけだった。 高校の頃だったかほんの少しの間、友人に誘われては渓流を餌釣りで通ったことがあったが、正にあの目印の動きが思い出された。 釣りキチ三平の漫画はたぶんほとんどの方が読まれていると思うが、渓流釣りのシーンでよく目印の動く表現を「スポッ!、スッ!、ピッ!、ズッ!」などとあらわしていたがそんな感じがピッタリの動きといえば解ってもらえるだろうか。 まだ先を狙えばかなり釣れたと思うがその日は釣れた数よりも新しい体験ができたほうがなんだか楽しくて、久し振りに満足して早々終了となった。 帰りぎわに土日しか開かれていない八森町の漁港にある観光市場に寄り、お目当てのつみれ汁を食することにした。 大鍋で作られるせいもありなかなかいい味で、一杯たしか250円。 あまり遅く行くと(午後2時過ぎ)この人気の大鍋が空になって悔しい思いをする。 八森町を通過の際は是非寄って、食してみて頂きたい。はまると思います。更に翌週、土砂も取り除かれた現場を横目に市内近郊のダム上の沢を狙ってみた。 この日は確か午後に入ったと記憶しているが本道から林道に入り車で10分くらいの所にある橋のたもとの小屋から入った。(今は小屋は無くなっていた) 入りやすいコースなので、シビアだろうなと思いつつやっぱりドライには反応がないので、先週のドライ&ニンフを試すことにした。 比較的底の岩が大きい瀬が続くのでイワナには隠れやすい流れではある。 なるべくこまめに落ち込みを狙って流すと、過去一度も出したことがなかったこの流れから2時間ほどで16本・・・型は7〜8寸程度だがまさかここでこんなに出るとは思わなかった。 今までは釣れなかったが、もしかしたら水面下の足元ではイワナちゃんとヤマメちゃんが「また人来たよ」と右往左往逃げ回っていたのかもしれない。 いずれにしてもその時々の状況により魚の目線が水面上か水面下か、これを確認する手立てとしてのドライ&ニンフを試してみるのも一つの手段である。 今の所、シーズン初期から7月まではこの戦法でいけるが、7月後半のある時期から効果が無になる時期が始まるので、これは水生昆虫の活動シーズンのサイクルによるものなのかもしれないと考えている。


posted by clubritz at 01:08| カネさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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